合格体験記~日商簿記2級~

合格体験記~日商簿記2級~

 どうもこんにちは、会計の若林です。今回は自分の簿記合格体験記なのですが、いかんせん3級に合格したのが1年以上前で記憶が古いので、今回は2級について書こうと思います。まずは日商簿記の試験概要からです。

1、試験概要

①試験難度

 日商簿記とはその名の通り日本商工会議所(及び各地商工会議所)実施の簿記の試験です。簿記というものについては皆さんご存じだと思いますのでそこは割愛で。その中で2級は「経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。」と日商のHPで紹介されている通り、ユーキャン実施の就職に有利な資格ランキングでMOS等を抑え5位となっています。人気の資格ですが最近の合格率は試験改訂後20%以下で推移しています。なめて受験すると普通に落ちるので心してかかりましょう。

②試験科目:商業簿記・工業簿記

 商業簿記とは:購買活動や販売活動など、企業外部との取引を記録・計算する技能で、企業を取り巻く関係者(経営管理者・取引先・出資者等)に対し、適切、かつ正確な報告(決算書作成)を行うためのものです。
工業簿記とは:企業内部での部門別や製品別の材料・燃料・人力などの資源の投入を記録・計算する技能で、経営管理に必須の知識です。

③試験時間:120分(ネット試験は90分)

④合格基準:70%以上

次は自分が勉強していた時の話です。

2、自分の勉強法

①使った参考書

よくわかる簿記シリーズ「合格テキスト日商簿記2級商業簿記Ver14.0」
よくわかる簿記シリーズ「合格トレーニング日商簿記2級商業簿記Ver14.0」
よくわかる簿記シリーズ「合格テキスト日商簿記2級工業簿記Ver8.0」
よくわかる簿記シリーズ「合格トレーニング日商簿記2級工業簿記Ver8.0」
よくわかる簿記シリーズ ’20年11月検定対策 合格するための過去問題集 日商簿記2級

※すべてTAC株式会社出版 TAC以外がないわけではないのですが、知名度・内容ともに一番おすすめします。独学せずに講座を受ける、という手もありますが2級程度なら十分独学で狙える範囲です。

②勉強法

 基本的に参考書を読む→参考問題を解く→問題集を解く→過去問を解く の繰り返しです。究極的にはどんな勉強でもそうですがわからないところを見つけ次第理解していく以外に近道はありません。有名な資格ですのでネットにも情報が多量に転がっているので、わからないときは調べて解決するのもいいでしょう。

③紹介したい分野

連結会計、税効果会計について簡単な解説をします

連結会計とは

 企業と企業が合併し、一つのものになると連結財務諸表というものを作成しなければいけません。(部門間での結合や、完全支配を除く)その際に必要になるのが連結会計です。連結会計を完全に理解するためには高度な純資産への理解が必要ですが、2級の勉強でそれを理解するのは至難の業です。そのため基本的にはすべての仕分けを暗記するのが正攻法です。まずはよく仕訳を覚え、問題を繰り返し解いてみましょう。本試験で出題された場合は最後に回して、わかる部分をまず解いていきましょう。

税効果会計とは

 税法と企業会計とでは、把握したいものが異なります。そのため企業の計算した当期純利益と税法によるそれでは金額が異なる場合があります。その差額を解消するのが税効果会計です。この会計も基本的にはすべて暗記するのが正攻法となる上、財務諸表の作成においては間違えることができないものです。問題を繰り返し解いて、しっかりと身につけましょう。

次はまとめです。

3、まとめ

 いかがでしたでしょうか、長々と文字ばかりですいません。2級は社会に出ても実用的な資格ですし、個人的に勉強をお勧めする工業簿記が範囲となっているので、ぜひ取得してみてはどうでしょうか。次の157回試験は2021年2月28日に行われるのでぜひ挑戦してみてください。(学年末試験中日です!進級・進学が危なさそうな人は無理をしないように)

参考 日本商工会議所HP https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping

執筆 118回生

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